ブログをアップした途端、仲良しから速攻でメイルが届いた。
こうして書き始めると、やっと自分の日常が動き始めたように思う。
今日は、時間が止まっていた2ケ月を取り戻すかのように友達のおばー二人と映画鑑賞の予定。中年のおばー達が遊び回るっていったって田舎の釧路じゃたかがしれてる。酒飲むわけじゃなし、マイカルサティの映画鑑賞とアトレのスパゲティ・ピザを食べに行くくらいさ。
(アトレのカルボナーラを婿さんのサムは今まで食べたどこのカルボナーラより美味しいと言った)
一番に見たかったのは「ナイロビの蜂」。本でも映画でもシリアスなものが好きだ。ヒーローは「イングリッシュぺイシャント」に出た俳優さんだ。でも見た人から漏れ伝わったところによるとズシンと来る重たいテーマらしい。映画を見た夜は興奮して眠れないので(自分が脚本家だったらと思うと、あれこれ手直しして眠れなくなるのだ)重たいテーマは今回避けることに。
と言うことで「ダヴィンチ・コ−ド」を選んだ。
サスペンスは余り得手ではないけれど、2年前に英語の先生・ブライアンが、「奥さんが一気に読んでしまうくらい面白かった」と言っていたので、その通り一気に読んでしまった。
キリストとマグラダのマリアに余りなじみのない日本人だったからこそ、このミステリーのテーマには真からたまげた。キリストにはサラ(フランス語ではソフィー)という娘がいたってかい?(私はこのダビンチコードでサラという名前が気に入って、サチが三人目を妊娠したとき、女の子と言うことだったので「この名前にして」って言ったら、喫茶ピーターパンの犬の名前と同じだからイヤだといわれ、結局ちんちんが映ってて男の子で、サラの命名は撃沈だったけどね)
映画を見たあと、「どう思う?ホントだと思う?」とおばー同志で盛り上がったけど、私は半分は真実のように思える。つい最近読んだ佐藤愛子の本の中で、キリストは泣き虫で、マザーテレサは、キリストよりもっと高い次元からこの世に使わされた、というくだりがあり、キリストといえども妙に人間くさく感じるものだ。聖女と言われたマザーテレサも、自分の奉仕のためには企業や金持ちからお金を引き出すには実に執拗だったという人間らしい評価もあるしさ。この世に生まれてくると言うことは、食欲・金銭欲・性欲に大いに惑わされるもね。「偉大な予言者ではあったが、神ではなく人間であった」という台詞があったけど、世が世なら守護霊が見える江原さんも祭りあげられたかも。
小説のドキドキ感は余り伝わってこなくて、まあ、本で読んでるせいもあるかもしれない。監督が、アメリカ人はアメリカ人の俳優に、フランス人はフランス人の俳優にとキャスティングしたとか…。期待にはずれることなく良くできた作品だと思います。でも、DVDが出るまで待っても良かったかな。
ゆったりとしばらくぶりに、おばー達とおしゃべりできて、良い一日でした。
前回のブログは旭川の作家「三浦綾子さん」のご主人三浦光世さんの新聞記事についてでした。
あのころ自分の中には、昨年の叔父の法事でお会いした光世さんの言った言葉
「綾子はガンになっても帯状疱疹の後遺症で苦しんでも、私は神様にえこひいきされてるから幸せなの」
という言葉をズーッと心の中から消せずにおりました。
2月に、前にブログに書いたように、講演先の福岡で30年前に亡くなった父を知る人とめぐり逢った経緯もあり、
「人に起こることは良いことしか起きないんじゃないかなー。その時は辛かったり、そう言う状況に陥った自分を呪ったとしても、そのあとにはその人にとって本当に良かったと思えることしかきっと起こらないんだ。でもガンとか膠原病とか難病の人にそう言う言葉はかけられないなー?」と心のなかで思っていたのです。
でもその心模様がきちんと私自身に起こりました。
3月8日に脇下のリンパが腫れているのに触れ、4月に検査・乳ガンの診断。5月から今年いっぱいの予定で術前化学療法が始まりました。
でも私自身は元気なの。
「ちゃんと治せばちゃんと治ります。」
何たって二人に一人がガンの時代だもの。
化学療法の良さと悪さを実感出来ることになりました。
まわりにご心配をおかけしたり、仕事柄がっかりさせてしまいましたが、一日一日、家族・スタッフ・お友達・お客様に助けられて、食欲も戻ったので、バクバク食べて、いつもどおり過ごしていますよ。
ここ2〜3日、食欲も戻って気分がよい。
ともすると湿りがちになる(と言う傾向はあまりないのでありますが)、今の私の背中をどーんと押してくれたのが、昨日のNHK「生活ホット」島田洋七さんのすごいおばあちゃんのエピソード。
すっかり元気を取り戻してアキヨのふっかーつ(復活)終了。
テレビの画面をみて、おサノばあちゃんの顔はすっごくきれいと思った。若い人の華やかな化粧顔とは違う、浮き世の憂さも、無駄なものがぜーんぶ落ちゃった清々しいきれいさだ。
おサノばあちゃんの言葉は、下手な哲学書を読むより、小学生にもじいちゃん・ばあちゃんにもわかるし、深く考える人・考えない人にも、簡単でポジティブで、誰でも納得できる正論だ。
例えばだ…。おサノばあちゃん語録:
◎悲しい話は夜するな!辛い話も昼にすればなんと言うことはない。
◎葬式は悲しむな。まわりが泣くと逝けん。
◎世の中には病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。
◎通知箋は0がなければよい。1とか2を足せば5になる。人生は総合力!
◎人に気づかれないのが本当の優しさ。本当の親切。
◎時計が左の回れば壊れたと思って捨てられる。人も昔を振り返らず前へ前へと進め。
◎人は死ぬまで夢を持て。その夢が叶わなくても所詮夢だもの。又次の夢を見ればいい。 と、こんな調子だ。
近々映画も公開されるということ。しばらくは がばいばあちゃん(すごいばあちゃん)が話題になるだろうから、お楽しみのために残しておきますね。